達人の隠しページ 資料編

あんた一体何処からきたのさ!

温泉施設での硫化水素中毒

(曜日)時間 記事[親(番号)][子][コメント有] 死・不明計 負傷計 死傷計
2000 2 19 (土): 秋田.湯沢.泥湯温泉「奥山旅館」で宿泊客らが目の痛み訴える.数日間の雪で2km離れた源泉のガス噴出口が覆われ高濃度の硫化水素ガスが川沿いに旅館に達し充満 0

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1990 9 18 (火) : 北海道 観光ホテルの温泉の源泉高架槽の点検を行なうため蓋をあけて電極の異常を調査していたところ中毒 0 1 1
1989 3 26 (日)17:50発見 鹿児島.牧園 国民宿舎「新燃荘」の新湯温泉脱衣場で母親と娘が倒れる.硫化水素ガス中毒 2 0 2
1987 9 1 (火)11:35 栃木.那須 温泉給湯の貯湯タンク内で湯アカ清掃中の3人硫化水素中毒で死亡 3 0 3
1986 5 9 (金)04:30 秋田.田沢湖 玉川温泉の温泉源で観光客が硫化水素ガス吸い死亡[ 1 3 4
1986 1 17 (金)15:15 神奈川 旅館の温泉タンク内スラッジ除去作業のため内部に入り急性中毒で死亡 1 0 1
1985 7 22 (月) : 富山 立山地獄谷温泉湯溜まりで硫化水素中毒 1 0 1
1983 12 18 (日)01:00過ぎ 福島.福島 高湯温泉の旅館小屋湯で入浴中の34才女性が溺死.硫化水素中毒 1 0 1
1976 2 29 (日)16:30頃 福島.福島 高湯温泉の旅館小屋湯の浴槽で湯治に来ていた男子高校生が溺没死.硫化水素中毒 1 0 1
1972 10 28 (土) : 栃木.那須 温泉で入浴中硫化水素中毒 1 0 1
1969 8 25 (月) : 宮城.鳴子 鳴子温泉浴室で硫化水素中毒 0 0 0
1952 3 27 (木) : 神奈川.箱根 湯之花沢温泉浴室で硫化水素ガス中毒 1 0 1
1951 11 5 (月) : 神奈川.箱根 湯之花沢温泉露天風呂で硫化水素ガス中毒 2 0 2

最近日本で発生した火山ガス災害
発生年月 発生場所 事故内容 原因ガス
1997年11月 阿蘇山、中岳第1火口 火口縁で観光客2名死亡 亜硫酸ガス(塩化水素?)
1997年9月 安達太良山、沼の平火口 登山中4名死亡 硫化水素
1997年7月 八甲田山、田代平 ガス穴で3名死亡 二酸化炭素
1994年5月 阿蘇山、中岳第1火口 火口縁で観光客1名死亡 亜硫酸ガス(塩化水素?)
1990年10月 阿蘇山、中岳第1火口 火口縁で観光客1名死亡 亜硫酸ガス(塩化水素?)
1990年4月 阿蘇山、中岳第1火口 火口縁で観光客1名死亡 亜硫酸ガス(塩化水素?)
1990年3月 阿蘇山、中岳第1火口 火口縁で観光客1名死亡 亜硫酸ガス(塩化水素?)
1989年8月 霧島、新湯 浴室で2名死亡 硫化水素
1986年5月 秋田焼山、叫び沢 谷で1名死亡 硫化水素
1986年2月 阿蘇山、中岳第1火口 火口縁で観光客1名死亡 亜硫酸ガス(塩化水素?)
1985年7月 立山、地獄谷 湯溜りで1名死亡 硫化水素
1976年8月 草津白根山、本白根 登山中3名死亡 硫化水素
1972年10月 那須岳、湯本 浴室で1名死亡 硫化水素
1972年10月 箱根、大涌谷 3名中毒、内2名死亡 硫化水素
1971年12月 草津白根山、振り子沢 スキーヤー6名死亡 硫化水素
1970年4月 立山、地獄谷 山小屋で1名死亡 硫化水素


参考資料

長野県警山岳情報

山岳情報(026−235−3611)

 登山者のための火山性ガス情報 

 

 各山岳地帯で登山者の火山性ガス中毒事故が相次いでいますが、長野県内にも活火山があります。

 以下の活火山についての説明や注意事項をまとめましたのでこれらを参考に安全に登山してください。

 事故防止のため、危険箇所には絶対立ち入らないでください。

 

活火山とは

 活火山とは、気象庁の噴火予知連絡会議が認定するもので「過去2,000年以内に噴火活動のあったもの」「現在、噴気活動が活発なもの」をいいます。

  現在日本には86箇所(北方四島を含む。)が火山に認定されおり、長野県内には、浅間山、御岳山、焼岳、乗鞍岳の4箇所があります。

 (乗鞍岳は、火山活動が明瞭でないため、以下省略します。)

火山性ガスとは

 火山性ガスの代表的なものは、亜流酸ガス、硫化水素ガス、炭酸ガスなどですが、硫化水素の危険濃度は500PPM以上で、致死量は1,000PPM以上で、低濃度の場合は硫黄臭がありますが、高濃度になるに従い、人間の臭覚が犯され無臭に感じる特性があるそうです。

最近の主な噴火状況

 (1) 浅間山 平成2年7月20日 微噴火 (現在は、地震回数も少なく落ち着いている)

 (2) 御岳山 昭和54年10月28日 水蒸気爆発 (特に変化はない)

 (3) 焼 岳 昭和37年6月17日 大爆発 (特に変化はない)

活火山の現在の規制状況

(1) 浅間山

火口から半径4キロ以内が立入禁止(立て札、ロープによる規制を実施。)

ただし、小諸側からは、2キロ以内の火山館経由湯の平口、及び車坂峠から槍ケ鞘を経由黒斑山の2コースは登山可能

(2) 御岳山

大滝頂上山荘から頂上に迎う途中の「通称八丁だるみ」付近が立入禁止

4箇所で硫化水素を観測している。

(立て札、ロープによる規制を実施。)

(3) 焼岳

昭和37年に大爆発して以来、頂上から半径1キロメ−トル以内が立入禁止であったが火山活動が落ち着いてきたことから、平成2年11月20日に規制緩和「頂上から800メートルが危険地域」とされ、事実上の規制解除(立て札あり、ロープなし)

その他の注意事項
 
bullet噴気に顔を入れて臭いを嗅ぐようなことをしては、非常に危険である。
bullet風のない時の噴気孔や噴気地帯の窪地は危険である。
bullet硫化水素は通常、硫黄臭がするのであるが、500ppm以上の高濃度になってくると反対に無臭に感じるという特性がある。 
bullet高濃度の場合、臭いがしないことから、みんな気付かない内に吸引して倒れてしまうのだそうである。臭いがしなくなったからといって気を緩めないこと。

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