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結婚と離婚

さんざん親不孝をしながらも、22才で結婚をした

問題が無かった訳ではないが、別段反対もなく結婚した

結婚式の時、親族の挨拶を父がする事になったが、第一声が「我儘な子でした」だった

その言葉を聞いたとたん、笑顔の花嫁が涙、涙と変わってしまった

親心が胸に突きささった

ずっと親不孝していた私を、見捨てないでいてくれた両親に感謝の気持ちで一杯だった

でも、そんな結婚も長続きせず、またもや親不孝の道へ入ってしまう

最初の別居の時は、丁度実家は家の建て直しで借家にいた

住み慣れない家で、慣れない生活の中で肩身が狭かった

時折話し合いに来る相手の会話をじっと聞いていた父は、皆が帰ってから私を怒る

家族の中で気持ちを大きくなっていた私

「お前のあの態度はなんだ!話し合いをする態度じゃない!お前が悪い!」

今から考えると確かに父の言う通り

若かった私はそれを認める事が出来ず、結局実家にも居ずらくなり、帰ることになった

所詮父の言った事を認めないままの私は、また結婚先を出るような出来事になる

前回の事もあり、実家に帰っても怒られると思いながらも足は実家に向かう

冬の夜、着のみ着のままで家を出て、子供も私もは素足のまま

丁度実家の前まで来ると、父がTVを見ている姿が窓から見えた

実家には帰れないという気持ちが込み上げてきて、実家の前を後にしようとした瞬間、父が私を見た

目が合った瞬間に、私は堪えていたものが弾けて涙が溢れ出た

また話し合いの繰り返しの日々が始まる

そんな時、離婚が出来ない事に疲れてしまい、戻ることにした

そんな時父が「我慢して戻るのなら家にいろ。努力をするのなら、もう1度頑張れ。

努力して駄目ななら戻って来い。我慢と努力は違う。自分の努力なしで結果をだすな」

我慢と諦めの連日の中で、私は父の言葉で目覚めた

相手の事を悪く言うだけで、自分はどうだったのか?!

それから私は変わろうとした

我慢ではなく努力を始めた

それから2年後、離婚した

ずっと話し合いが進まなかったのに、努力しても結婚生活を続けられない事が、相手にも分かった

諦めは逃げる事、努力は立ち向かう事だと身をもって学んだ

 

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2003/07/12